人生ゲーム第7話【死】

人生ゲーム第7話【死】

このゲームの参加者はどんなに希望しようが、どんなに幸せだろうが、どんなに不幸であろうがゲームから除外される。

このゲームの参加者には寿命という契約を結び参加している

このゲームの参加者、周りの参加者は寿命の契約をいつまでしたのか忘れてしまう

何故みんな泣いているのだろう私もそれを見て泣いてしまう。

この参加者がゲームに参加した時は本人が泣いていたはずだ。覚悟の涙だ

しかし除外されるのはある日突然である。泣く暇などない

貴女は私の姿をどう受け入れたの母から抱かせてもらった私を見てどうおもった?

貴女の人生ゲームに私はどんな影響を与えどのようにあなたを変えたのだろう。

そう貴女は母の母である。私はあなたを送る時に涙をした。

この年になりやっと涙した意味が分かった。感謝の涙だ。悲しみの涙ではない。

貴女がいなくても私たちは、強くゲームを真っ当します。いつも貴女は私の見方

だった。祖母とは非常に無責任である。与えても責任は取らない。なぜなら親ではない

孫はかわいいでも責任はすべて親に行く。この時は貴女に甘えて生きていた。

貴女が私をすべて受け入れてくれたから。

あなたの死を受け入れ私は強く生きていきます勘違いに気づくまで27年かかった

ありがとうかわいがってくれてマイグランドマザー

私の祖父は祖母と違い厳しかった。祖母の家に行く。しかし祖父との会話はいつまで入れるんだ?夏休み終わりまでだよ。しかなかった非常に無口で勉強を教えてくれ。という

私に、自分でやらないと覚えないぞ。遊ぶのもいいけど本を読みなさい。本ならいくらでも買ってやる。この言葉は1度も忘れない。しかしそんな祖父も、本もあまり好きではなかった。私はまだ12歳だった。祖父の偉大さにも気づかず、本を読むことをやめてしまった

祖父と喧嘩した日はいつも私が勉強したくないと言った日だ。無口な彼が私になにを伝えたかったのか。やっと少しづつ理解しているあなたの除外から10年以上の時を過ぎてからだ。ありがとうマイグランドファーザー

私には第二の祖母二人がいる。祖母の姉である。彼女の家には何回も言った

なのに私はあまり覚えていない。小さすぎたのだ。戦争で結婚できなかった話や

霊感がある話。あなたも見えるの?といつもあの家に行くと不思議なことを

言われたのである。ピアノが鳴り響くあの部屋貴女の笑顔。ピアノ弾いてみる?

私は引けなかった。弟はうまく引いた。はっきり言うとそのくらいしか記憶がないのだ

しかし葬式の時貴女は除外されるときにみんなに挨拶をし、泣いていた。そう貴女の妹【叔母】は

言っていたいつまでも礼儀正しい姿は私の心に刻まれています。

死とは、突然であり死の意味などない。運命なのだ。

8話【恋愛と仲間】に続く