8話【恋愛と仲間】

8話【恋愛と仲間】

このゲームの参加者はゲームを有利に進めるため仲間を探し仲間同士を認め合う

私は結構普段無口である。恋愛も当時したことがなかった。サッカーだけが楽しく

それ以外興味なかった。時は10年前あるテレビの画面に映る君に恋をした。

思春期だった私は歯止めがきかづCDについている握手券を求め買いまくった

恥ずかしく母にはこんな奴らみんなブスだしwと言いながら母が馬鹿にすると

彼女らも頑張ってるんだと言う。今思えば優しい母は気づかないふりをしてくれていたのかもしれない

私は高校を卒業後友人FK【D】とともに爆発的人気だった彼女たちを見に行くこととなる

当時ツイッターというものはなくミクシィというコミュニケーションツールでつながった

当時知らない人にネットで会う恐怖は半端なかった。私はハーフを理由にいじられることを恐れ、真っ金髪で会った。喧嘩のケの字も知らないくせに20代前にたばこを吹かすことに私はかっこよいと勘違いをしていたのだ。何回か握手会に参加していくたびに金髪の外人は顔もおかげか友人が増えたそしてRPDGKという意味不明な仲間グループができた

一生の仲間になることはこの時知らなかった。

仲間のうちで、ミクシィを使い彼女を作った猛者がいた。私はこれを真似

女の子に声をかけまくった。狂っていた。愛の世界に足を入れたいその思いしかない

瑠美に出会った彼女が正式な初彼女だ。周りにはえ?お前正気?と言われたがその時は

本気で結婚したいと思ったが、うまくいかずに恋愛は終わった

AKB48飽きたよね。つまらなくね。俺たちは何時しかアイドルに会うためではなく

このゲームの仲間を探しに来ていたのかもしれない

落ち着いてきた21歳アイドルをやめ普通に仲間と遊んでいた。周りは未成年喫煙

未成年飲酒、電車代を払わず乗車。こんなことを繰り返す日々で大人になった。

周りも私も深く反省している。ピアスを10個つけることがイケてると勘違い

女の子はお金いらないよという見栄。あの子かわいくね俺ならいけるという謎の自信

成長と挫折初めての性行為私はいろんな経験をし一歩前へ行った

このゲームの参加者は成人すると親から責任が自分になる

このことに気づかされたのに私は時間がかかった

私はこの仲間たちに毎週会うために仕事をした

27の今でもPとDには連絡をしている。酔いつぶれ公園で寝たあの日

お互いの彼女を貶し合ったあの日、プール事件たくさんの経験が人生ゲームにおいて

成長につながった

サンキュウマイフレンド

 

人生ゲーム第9話【イブとの出会いと婚姻】に続く