人生ゲーム第4話【病との闘い。この世の地獄と天国】

人生ゲーム第4話【病との闘い。この世の地獄と天国】

このゲームの参加者は良くも悪くも記憶というものを持つ

痛いよ痛いよ何であなたは、私にそんなことをするの?

何で嘘をつくの?針を刺さないでよ。痛くないよって言わないでよ

痛いよ助けて。

このゲームの参加者は痛みを感じる。痛みには3つ意味がある

心が痛む。精神的に痛む。身体的に痛む。私は3つの地獄を味わった

ゲームの参加者の言葉を借りれば神からの試練。らしい

何で私なのだ確かにイブは言っていたあなたには病があるの

どうしたいか考えなさい。これが今になりわかる

私は生きるか死ぬかの試練を毎日受けている。身体中に異物が入り込み

暴れている。私は参加者の権利第六感をフルに使い表現した

私は自分の苦しみにしか理解がない。母。父。の苦しみなど全く

理解せず泣きじゃくる。いつになったら終わるのだろう

終わりが見えない迷路に迷いこんだ

しかし家族も同じだったということにこの時気づかなかった

何年か時が流れ言葉を覚えた私はひどい言葉をいってしまった

看護師が作ったマスクにいやだ。ぼくは死にたい。

なんでハンバーグ食べれないの?なんで?点滴味しないよ

注射やだよ。やめて意地悪。怒りという感情をむき出しにした

僕はこんな思いをしてまで生まれたの?神様嫌い。

家族の心などまだ何もわからないこの世に生まれた奇跡を恨んでいた

そんな中新たなる参加者が生まれた。私の弟である

しかし私は4歳。弟?なあにそれ?と言っていた

これが幸せへの切符だとも知らず

 

人生ゲーム第5話【病との決着と妹】へ続く